こんにちはアルルです。
離婚について悩んだとき、自分自身の幸せはもちろん、子供の幸せを第一に考える必要があります。
夫婦はお互い好きになって結婚し、離婚に至るという選択をすることができますが、子供はそうはいきません。
子供の幸せを考えるときは、子供にとっての生活の安定が最優先です。
離婚をする前に、子供には、なぜ離婚するのか、これから誰とどう生活していくのかきちんと説明しましょう。
そこで子供に関する問題4つはクリアしておきましょうね。
1.子供の親権について
2.面会交流について
3.養育費について
4.戸籍と姓について
この4つをきちんと話し合い、決めておくことで、不安を取り除いてあげてください!
子供の親権について

親権は、「子供が親と暮らす権利」と解釈されがちですが、「子供の利益を守るための権利」というのが正しい意味合いです。
<親権者決定の5つのルール>
- 子供一人ひとりに親権者を決める
- 親権者を決めないと離婚できない
- 子供一人につき親権者は一人
- 胎児に親権者は母親になる
- 決定後も重大な理由があれば変更可能
<子供の年齢と親権者の判断目安>
- 胎児:原則として母親。出産した後双方の合意があれば、親権者を父親に変更可能
- 0歳以上10歳未満:生活するにあたって、母親の愛情と世話が重視されるため、母親になる ことが多い
- 10歳以上15歳未満:子供の精神的・肉体的発育状況が考慮される。子供の意思が尊重される場合がある
- 15歳以上成人未満:子供自身に判断力があるとされる。原則として意思を尊重し決定される
- 成人以上:親権者を決める必要はない
親権を持つ親は、子供を保護・教育するとともに、子供の財産を管理し、子供に変わって決定を下すことができます。
離婚をするときの一番のハードルは、子供の親権をどちらが持つか。ということではないでしょうか。
子供の親権が決まれなければ、離婚することができません。
私は、子供の親権について、相手との合意がとれなかったため、離婚調停をしました。
離婚届に親権を書く欄があることも知らず、準備不足だったことは否めません・・・。
子供の利益を最優先に考え、親権を決定することが親としての義務です!
子供の親権についての5つのルール・親権者の判断の目安にそって、よく話し合ってくださいね。
面会交流について

面会交流とは、一緒に暮らしていない子供に会う権利であると同時に、子どもの権利でもあります。
<子供にとっての面会交流のメリット>
- 親からの愛情を実感し、安心や自信を得ることができる
- 離れて暮らす親の近況を知ることができる
- 離れて暮らす親に対し、良い印象を持つことができる
- 子供が成長する過程で、人生のモデルとして捉えることができる
- 自分のルーツを確認することができる
子供と会う以外にも、電話やメールのやりとりをする、プレゼントをする、学校行事を見学するなども面会交流にあたります。
子供の成長にとってプラスとなる方法を話し合い、決定してください。
もし、条件に折り合いがつかない場合は、調停や審判で話し合うことをオススメします。
親と離れて暮らすという子供の気持ちを第一に考え、親の愛情を感じることができる方法を話し合ってください。
養育費について

養育費は、子供の生活を守るための親としての義務です。
未成年の子供を世話して育てるのは、父親・母親それぞれの義務であり、離婚しても子供が成人するまでは、それぞれに養育費の義務はあります。
養育費を支払ってもらうのは子供の権利ですので、親の都合で奪わないようにしましょう。
<養育費の内容>
- 生活費:食費・被服費・住居費・光熱費
- 教育費:授業料・塾代・教材費
- 医療費
- 交通費
- お小遣い
養育費の負担は、拒否できません。
金額だけでなく、支払い条件を詳細に決めておき、公正証書にしておくことをオススメします。
そこで、養育費算定票を参考にしてください。
戸籍と姓について

離婚すると、結婚した時に姓が変わった人が戸籍を抜けるルールになっています。
手続きをしないと子供はそのままの戸籍に残ることとなっているので、子供と同じ戸籍にしたい場合、自分が筆頭になる戸籍を作る必要です。
また、親権者でないと子供の戸籍を動かせません。
詳しくは、私の記事を参考にしてください。
以上!
【離婚に悩むあなたへ】子供の幸せを第一に考えること4選でした。
離婚に悩んでいるあなたが、将来に不安を感じているなら、子供もこれからどうなるんだろう・・・と不安に思っているはずです。
私も、子供の人生に悪い影響を与えたのかな・・・。と心配に思ったこともありました。
離婚するときは、最後の共同作業だと思って子供にとって最善の未来が描けるように頑張ってください!
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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