こんにちは 看護師歴30年の看護師長 aruruです。
みなさん、苦手な上司はいませんか?
「なんだか、私だけ風当たりがつよくない?」「同じことをしても注意されるのは私だけ・・・」
「私のこときらいなの?」と思ってしまうことはありませんか?
結論から言うと、上司は、あなたのことを嫌いではありませんし、あなたがそう思っていることすら気づいてないと思います。
私も以前、スタッフだった頃、こんな気持ちになったことがありました。師長になった今でもそう思わせる人はいます。
そこで、私がこの気持ちをどう乗り越えたかお伝えします。
苦手な上司のことをよく観察してみよう!
お気に入りの人にはと~ってもやさしいし、冗談まで言ってる・・・。私には、なんで嫌みばかり言うんだろう・・・。
じゃあ、お気に入りの人はどんな人なんだろう。自分はどんなときに、どんなことを注意されるんだろう。と考えてみてください。
私が苦手だった師長さんは、「なんでも頼ってくれる笑顔が絶えない子」がお気に入りでした。反面、私は、自分で何とかしよう!師長さんを頼るのは最終手段!とばかりに頑張っていました。
今思えば、かわいくない部下だったのかもしれません。仕事がうまくいっているときは褒められることもなく、何も言ってくれませんが、私がネガティブな言葉を発すれば、これでもかというぐらい攻撃されたこともありました。
そこで、お気に入りの人のまねをしてみて、ちょっとしたことでも「これでいいですか?」と相談し、あえて距離を近づけてみました。
自分の弱みを見せ、「頼りになります~!」と言ったこともあります。頼りにされていやな気持ちになる師長さんはいません。(笑)
この作戦は、うまくいきました!みなさんも苦手な上司をよく観察し、うまくコミュニケーションをとっている人のまねをしてみてくださいね。
相手を知る。というのは、最大の攻略法だと思います!
自分の気持ちを伝えよう!
苦手な上司に対してハードルは高いかもしれませんが、自分の気持ちを素直に伝えてみてください。
「悲しい」「どうしたらいいかわからなくて、困っている」など、気持ちは言葉に出さないと相手には伝わりません。
バリバリ仕事ができる頭のいい人って「私って怖くないよね!」と、近寄りがたい雰囲気をかもしだしていることに気づいていないものです。
こんなことを言われた・・・とか、こんなことをされた・・・とか、事実を突き詰めるのではなく、そのときの自分の気持ちにフォーカスを当ててください。
「こんなことを言われて悲しかった」とか、ありのままの自分の気持ちを伝えることができたら、きっと心が軽くなりますよ!
苦手な上司とずっと一緒にいるわけでない!
苦手な上司と一緒に勤務をするとなると気が重いですよね。
夜勤は疲れるけど、気の合う同僚と一緒に勤務をする方がずっと楽!と思うこともあると思います。
そんな中で、ナースの仕事でのメリットは、部署異動があることです。
自分自身もそうですが、いつか苦手な上司も部署異動します!長くても5年以上一緒に勤務をすることは少ないでしょう。
「そんなに待てないよ~」「もう無理!」と思う方は、自分から部署異動の希望をしてもいいと思います。ただ、自分が成長できると思える部署を希望してくださいね。
苦手な上司を反面教師にしよう!
苦手な上司の言動に傷ついたり、理不尽に思ったりすることもあるかもしれません。
そんなとき「自分は、後輩に対して絶対こんなことしないぞ!!」と反面教師にしてください。
理想とする上司はまねをする。苦手な上司は反面教師にする。これを実践するだけでナースとして成長できると思います。
最後に一言
苦手な上司はどこにでもいると思います。
人を変えることは、難しいですが、自分の言動を変えることで、自分に対する態度は変わります!
是非、苦手意識を持たずに、上司に対するアプローチを自分から変えてみてください。
以上!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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